EIKO KONDO

舞台・TV・音楽に関わる衣装デザイン、企画、提案にたずさわり1980年からは自身のブランドを立ち上げ、 1992年には現在の株式会社エターナリー・ブレイズを設立し代表取締役に就任する。 現在デザイナーとして活躍する一方TV・ショーなどの衣装を手がけ、自身もTV番組のファッションコメンテーターとして3年半にわたり出演する等、その活動はデザイナーの枠だけにとどまらずファッションの発信者としてあらゆる分野において影響力を及ぼす。
これまでの活動を通し女性としてポリシーのある生き方であるか、いかに自分らしく感性をアピールし印象づけるか輝いているかということ、またこれらを理解してもらうことの大切さを体感、加えてそれらは出会った瞬間の数秒からスタートするものであり、重要な要素であると実感することから「瞬間の輝きから」 を商品デザイン作りの原点としている。 関西ファッション連合理事・ファッション振興会委員を務め多くのファッションシンポジウムに参加し、大阪市立大学・大阪樟蔭女子大学では客員教授として 「デザイナーの役割とブランドビジネス」 について講義をおこなう等、ファッションビジネスの発展の為色々な角度から多面的にサポートしている。また、産学連携事業推進の一環として、企業と学校が参画する 「産学協同リアル課題」 にも積極的に取り組み、学生の実践力向上や育成企業へのビジネス活用に大いに貢献している。

 

CONCEPT
“瞬間の輝きから” 
1、固定観念を打ち破り個性が際立つ構築的立体フォルムは、緻密に計算された優しさと力強い表現となり人々の心に輝きを放ち感動と勇気を与える。
2、年齢を問わず多くの人々から永きに渡り愛され魅力あふれるEIKOコレクションは、エレガント要素を クラシカルロマンにインスパイヤされ、存在感がなお一層魅力的に輝く。
 3、根底にあるものは力強さと優雅さであり、ファッションを通じて出会った方々の縁を大切に輝く女性を演出する計算されたシルエットは、繊細且つ神秘的な雰囲気を保ちつついかなる体型の女性にとっても洗練されたスタイリングとなりうる、その女性の内面を輝かせ際立たせたオンリーワンスタイルが表現出来る。
 4,常に脈々と流れる時と時代そして未来へと、いかなる時代背景にあろうとも大地と自然の息遣いを忘れることなく、力強く前向きに心豊かに癒しを求め輝ける女性たちに向けて発信続ける事に幸せを感じる。

 - FASHION -
ファッションは内面を映し出す鏡のようなもの、その方々の視考や人生感・人生の歩みをも写し出す。大きく捕まえると人生を左右すると言っても過言ではない、だからこそないがしろには出来ない大切な要素である。

 

 

Eternally Blaze,EIKO KONDO,E-clat,Esensation,Lp pargayなどのブランドを擁する株式会社エターナリー・ブレイズの近藤英子社長から、今までのご体験をもとに
・「デザイナーの役割」
・「ブランドビジネス」
・「人間学」について
トータルな提案力や企画力を問われる「デザイナー」の立場からは
・顧客の心理
・刻々と変化する価値観やトレンド情報とのかかわり方
・「ブランド」について
その立案のポイントから成長のカギ、成功の秘訣に至るまで盛りだくさんの内容をご用意いただいています。多くの産業デフレスパイラスの波にのまれている昨今、ファッション産業も全体としてみればその例外ではありませんが、こうした中で「心ひとつになれる魅力あふれる産業」として「ファッション」に取り組まれ、ご活躍されているご様子をご紹介いただきます。

『デザイナーの役割とブランドビジネス』

講演では、近藤英子氏のデザイナーとして、そして企業経営者としてのご経験をもとにファッションブランドの有り方、デザイナーの役割、さらにアパレル産業の現状や今後の展望についての話題が展開されました。冒頭では、自らの経営するエターナリー・ブレイズの擁する各ブランドのコンセプトを新作のスライドとともに示し、表舞台の華やかさを紹介されました。一方で、販売員の顧客との接し方や多様化する顧客の要望への企業としての対応など具体的な事例を挙げて「主役は顧客である」との考え方を示し、華やかな表舞台とは異なるアパレルメーカー及びそこで活躍するデザイナーの難しさについても力説されました。

参加者の声 
  • 全体を見る目、トータルで考える必要性を感じました。また、近藤先生にこだわりを感じることができました。
  • 感謝に敵なし、目標に向かって努力する人間を運命は裏切らない。最後の先生の言葉に感動しました。

 

KanFA企業(株)エターナリー・ブレイズ×学生コラボ

  • 可能性を広げる為広い視野に立ち物事を検討する力を養う
  • 未来を力強く切り開きブランド力をつける
  • 未来に羽ばたく人材を育成する
    企業と学生コラボの最終プレゼン、3チームが考えたテーマに沿って実際に商品化する事を想定した案を発表されました。プレゼンが終わると社長から商品化する事を想定したデメリットや企画全体を見ての感想を細かく説明されまた。

    学生たちの感想
    否定し合わないこと、委ねること、後戻りしないこと無駄とよべるものすべてを省いたことが成功の鍵だと思いました。私的な感情は一切入れず完全にエターナリーブレイズさんのためだけの企画が出来ました。私のイラストや文章の骨子や商品叩き台を、完璧に統一された世界観に練り上げ、客観的に判断を下し丁寧にサポートをしてくれました。コラボで、グループワークにおける大切な心掛けと、商品化へのリアルな課題、そしてなにより相手を満足させる感動や、ものつくりの尊さを学びました。

    雑貨というジャンルだったので、最初はあまりどう進めてよいか分からなくて、大変でしたが、私達がプレゼンしていた間の社長さんの反応を見て「成功した」と感じました。コラボは学生が作りたいものを作って、社長さんがアドバイスを下さいます。学生の頭の中のものが、売れるかどうか、上代はいくらが適切か、工賃、工程、その他の必要な項目をリアルに答えてくれます。自分の内にあるものを、外へ出して試す、とても良い企画だと思いました。

     

    『 他社にない特徴 』

    大胆で躍動感あふれるコレクションは、構築的で細部にまで拘り立体的シルエットはカラーと異素材がミキシングされドラマティックな捻りを加えられ感動的表現となり、人々の心に深く生きずくどこにでもない私だけのスタイルオンリーワン商品である。

    『 人 』

    見て字のごとく人は寄り添い助け合い切磋琢磨することで、大きく成長することが出来ると私の根底にある。ファッションを通じ人との輪を広めファッションは未来を夢見、時代と共に生き 時代背景を読み取り人々の力によって熱い想いが強い生命力となり、人々の心を結ぶ大切な宝である

    『 デザイナーが物作りにおいての基本 』

    広い視野に立ち日本全土はもちろんのこと世界の動向を読み取り、ターゲットとする人々のライフスタイルを分析し、あらゆるシーンを想定の上心理を探りトレンドを組み込み決してトレンドに流されることなく、ブランドを通して人々に感動と希望を感じて頂け、愛される商品を世に広める為日々努力を重ねる。

    『 商品 』

    顧客ニーズを理解分析のもと時代背景を読み取り、テキスタイル・パターン縫製・加工技術等の徹底化を求めタイムリーに商品供給が出来、エンドユーザーに満足と信頼を与えられる魅力あふれる商品を目指す。

    『 製法 』

    基本に重きを置き時代と共に変化するニーズをキャッチし、素材及びデザインがより一層輝けるよう製法技術を組み立て良品質を目指す。